こんにちは!カメラとランニングを楽しむサラリーマン、カメランリーマンです。
0歳児の成長は驚くほど早く、1日1日が特別です。
その貴重な瞬間を、ただ記録するための写真ではなく、感動を伝える一枚に仕上げてみませんか?
この記事では、初心者でも実践できる「0歳児をかわいく撮るコツ」を、わかりやすくお伝えします。
一番意識してほしいことは、赤ちゃんと視線の高さを合わせること!
1. 撮影前の準備:赤ちゃんとカメラを整えよう
① カメラの設定を簡単に整える
- モード:「Aモード(絞り優先)」がおすすめ。
背景のぼけ具合を自分で調節し、その他の設定はカメラが自動でしてくれます。
自分の好きな具合で背景をぼかすことで赤ちゃんを際立たせられます。 - 絞り値(F値):F2.8~F4くらいに設定すると背景が柔らかくぼけます。
F値を小さくすると背景のぼけが強く、F値を大きくすると背景のぼけが弱くなります。 - ISO感度:自然光が十分な場合はISO100~400、室内で暗い場合はISO800~5000を目安にしてください。
オートでも構いません。 - ホワイトバランス:室内なら「電球」や「蛍光灯」、屋外なら「太陽光」に設定することで、写真の色味を調節できます。
- 撮影する状態で、ダイヤルを右に押す(ISOと書かれています。)
- ISO AUTOを選択します。
- その状態でダイヤルを右に押すと「ISO AUTO 下限」と「ISO AUTO 上限」を設定できます。
- 筆者はいつでも満遍なく対応できるように、下限を「ISO 100」、上限を「ISO 6400」に設定しています。
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② 赤ちゃんのご機嫌を確認
撮影は赤ちゃんがご機嫌なタイミングで行いましょう!
筆者のおすすめはお昼寝後です。
③ 安全第一で環境を整える
普段と同様、撮影時は赤ちゃんが安全に過ごせる場所を選びましょう。
柔らかいマットや毛布を敷くと安心です。
筆者が自宅で使用しているプレイマットはこちら↓のメーカーのものです。
モチモチしていて赤ちゃんが倒れても衝撃を吸収してくれます。
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2. 自然光を活かした撮影がカギ
① 自然光を利用する理由
自然光は赤ちゃんの肌を柔らかく、健康的に見せてくれます。
写真全体も明るくなり、より雰囲気が出せます。
② 窓際での撮影が最適
- 窓から入る柔らかい光を利用すると、影が少なく、明るい写真に仕上がります。
直射日光を当てるのではなく、レースカーテン越しの柔らかい光を活用するのがポイントです! - 窓を背にせず、横から光が当たる位置で撮影すると立体感が出ます。
③ 逆光でふんわりした雰囲気に
光を赤ちゃんの後ろに配置すると、髪の毛や肌が柔らかく光ります。

3. 赤ちゃんを綺麗に撮るための構図とアングル
① 赤ちゃん目線を意識する
カメラの位置を赤ちゃんの目線の高さに合わせると、自然で親しみやすい写真になります。
寝返りをできる時期なら、撮影者も寝そべりながら撮るなど、ただ上から撮るのではなく目線の高さを意識しましょう!
② 三分割法でバランスを整える
画面を縦横に3分割し、赤ちゃんの顔や目を交点に配置すると構図が美しくなります。
カメラの設定で簡単に変更できます。
- 「MENU」ボタンを押す
- 「撮影」の項目から「9.撮影画面表示」を選択する
- 「グリッドライン表示」を「入」にする。
- 「グリッドラインの種類」を「3分割」に変更する。
- 撮影モード中のディスプレイやフィルターを覗くと縦横3分割にグリッドラインが表示されています!
③ 斜め上からのアングルで愛らしさを強調
あえて赤ちゃんを見下ろす形で撮ると、小ささや可愛らしさが引き立ちます。
小物やぬいぐるみを赤ちゃんの周りに配置すると写真全体に動きがでるのでおすすめです。

我が家で大活躍しているのは、こちらの「木製バナーセット」です。
0か月のころから使用できて、何歳まででも使用できます。
(ずりばいやハイハイするようになると、赤ちゃんがバナーをつかんだりくわえたりするので、思うように撮影することが難しくなりますが、それもかわいくで良いですよ!)
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4. 笑顔や自然な表情を引き出すコツ
① 赤ちゃんの興味を引くアイテムを活用
- お気に入りのおもちゃやガラガラを使うと、自然な笑顔が撮れます。
- カメラの近くでおもちゃを振ると、視線をカメラに向けやすくなります。
撮影者と声をかける人とで役割分担しましょう!
② 家族の協力を得る
パートナーや兄弟がカメラの後ろから声をかけると、赤ちゃんが安心してリラックスできます。
③ シャッターチャンスを逃さない
笑顔や動きのある瞬間を捉えるために、連写モードを活用しましょう。
連写し続けることで理想の瞬間を切り取れる確率が高まります。
目つぶりや手ブレを回避できます。
- 撮影する状態で、ダイヤルを左に押します。
- 「ドライブモード」の設定になるのでダイヤルを下に1度押します。
- 「連続撮影」設定を行えます。
- ダイヤルの左右を押して、連写スピードを速い順に「HI+」、「HI」、「MID」、「LO」から調節できます。
5. 赤ちゃんらしさを引き出すアイデア
① 手足のアップを撮る
小さな手や足をクローズアップすると、赤ちゃんらしい可愛らしさが伝わります。
② 家族との触れ合いを撮影
赤ちゃんと手をつなぐシーンや、家族で見守る姿を撮ると、温かみのある写真になります。
高く抱き上げている場面を斜め下から撮影するのもおすすめです。
③ お気に入りの服や小物を活用
赤ちゃんが似合う服や帽子を着せると、写真がさらに魅力的になります。
帽子を被せる時は、帽子のツバや影で表情が隠れないように注意しましょう。
我が子の勝負服は、プチバトーの洋服です!おしゃれでかわいくて、とてもおすすめです。
おめかししてお出掛けする時、友人への出産祝いなどでも大活躍ですよ!

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6. 初心者が陥りやすいミスと解決策
① 写真が暗くなる
F値が大きいと写真が暗くなります。→F値はできるだけ小さい数字に設定するのがおすすめ。
ISO感度をあげる(数値を大きくする)、露出補正をプラスに設定するのも有効です。
② ピントが合わない
瞳AFを使うと、赤ちゃんの目にピントが自動で合います(α7C IIの便利機能)。
- 「MENU」ボタンを押す。
- 「フォーカス」の項目から「1.AF/MF」を選択。
- 「フォーカスモード」の設定を「コンティニュアスAF」に。
(コンティニュアスAFとは、シャッターボタンを半押ししている間ピントを合わせ続けるモード。
動いているものを撮影するのに適しているため、動く赤ちゃんにピントを合わせるのに役立ちます!) - 「フォーカス」の項目から、「2.フォーカスエリア」を選択。
- 「フォーカスエリア」を「中央固定」にします。(赤ちゃんを中央に捉えて撮影すると可愛く撮れますので、こちらをおすすめします。)
- 「フォーカス」の項目から、「3.被写体認識」を選択。
- 「認識対象」を「人物」に設定する。
- 撮影する状態で、「Fn」ボタンを押しても「フォーカスモード」、「認識対象」の設定が可能。
③ 写真がブレる
シャッタースピードを1/125秒以上に設定しましょう。
シャッタースピードは早い方が手ブレが抑えられますが、写真が暗くなります。
Aモードで撮影しているとシャッタースピードを変更する必要はありません。(カメラ側で自動調整してくれます。)
しかし、暗い場所で撮影していると、写真を明るくするために自動的にシャッタースピードが遅くなり手ブレしやすくなります。
動き回る赤ちゃんを撮影するときは、手ブレを抑えるために、明るい場所でシャッタースピードを速く設定し撮影しましょう。
7. 我が子の写真が宝物に
筆者も最初はオートモードで撮っていましたが、それだとスマホで撮っているのと変わらない写真しか撮れませんでした。
しかし、少しずつ基本操作を覚えて、自然光を活かしたり、赤ちゃんの視線の高さで撮影するなどの工夫をすることで、写真の仕上がりが格段に良くなりました。
まずは、Aモードで背景のぼけ感を変えながら撮影してみましょう!
8. まとめ
まずはたくさん撮影&連写して、いい写真を厳選することが大切です。
かわいい我が子をより一層をかわいく写真に残して、家族の大切な宝物を増やしていきましょう!